
「クマ取り=目の下の脂肪を取る手術」
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
たしかに、目の下に突出した眼窩脂肪は、下まぶたがふくらんで見える原因のひとつです。
しかし、特に影のように見えるクマでは、目立っているのは「ふくらみ」だけとは限りません。
その下にあるくぼみ(涙溝)、そして、ふくらみとくぼみの間にできる段差や影が重なることで、疲れて見える印象につながっていることがあります。
そのため、脂肪だけを取り除けば、すべてのクマが同じように目立たなくなるわけではありません。
今回は、なぜ脱脂だけでは目の下のラインが残ることがあるのか、そしてなぜ裏ハムラ(目の下脂肪再配置)という方法が必要になるのかを、目の下の構造からわかりやすくご紹介します。
1.「脂肪を取ったのに、クマが残った」その理由は?
鏡を見たとき、
「目の下がぷっくりしている」
「その下がへこんで見える」
「コンシーラーを塗っても影っぽさが消えない」
このように感じる場合、気になっているのは単純な脂肪の量だけではない可能性があります。

特に、ふくらみのすぐ下にくぼみがあると、その高低差によって境界に影ができやすくなります。
つまり、目の下を見るときには、
「どれだけ脂肪が出ているか」だけではなく、
「その下がどのようにつながっているか」まで見ることが大切です。
2. クマの原因は「ふくらみ」だけではありません
目の下には、眼窩脂肪によるふくらみと、その下に続く**くぼみ(涙溝)**があります。
この2つの高さに差があると、その境界に影が生まれ、実際の色素以上にクマが濃く見えることがあります。

ここでポイントになるのが、
ふくらみ=眼窩脂肪
くぼみ=涙溝を含む凹み
その境界=影として見えやすい部分
という関係です。
脱脂が主にアプローチするのは、上側に突出している眼窩脂肪によるふくらみです。
一方、その下にあるくぼみや境界の構造まで一緒になくなるわけではありません。
3. なぜ脱脂だけでは「涙溝」が残ることがある?
ここでもう少し、目の下を横から見てみましょう。
目の下には、組織を骨側につなぎ留める靭帯構造があります。涙溝の形成にはこうした固定構造が関与するため、単純に突出した脂肪を減らすだけでは、もともとのくぼみや境界が残ることがあります。涙溝治療では、靭帯へのアプローチとボリューム補正を組み合わせる考え方が報告されています。

つまり脱脂では、
突出した脂肪は減らせても、靭帯によって形成されている涙溝のラインそのものには十分にアプローチできないことがあります。
その結果、
「ふくらみは減ったけれど、下のくぼみが気になる」
「以前より段差が目につく」
「影っぽいクマが思ったほど変わらない」
と感じるケースも考えられます。
大切なのは、脂肪だけを見るのではなく、ふくらみとくぼみの関係を一緒に見ることです。
4.クマ取りで大切なのは「取ること」ではなく「整えること」
ここで、脱脂と目の下脂肪再配置の考え方に大きな違いがあります。
脱脂は、突出した眼窩脂肪を取り除くことでふくらみを軽減することが中心です。
一方、裏ハムラでは、突出した眼窩脂肪を単純にすべて取り除くのではなく、下側のくぼみへ移動させて利用するという考え方をとります。脂肪再配置によって、下まぶたから頬へ続く境界をなだらかにする手法は、下眼瞼形成の一つとして用いられています。

つまり目指しているのは、
ふくらみだけを小さくすることではなく、
目の下全体をよりなだらかなラインへ整えること。
これが今回お伝えしたい「クマ取り」の重要な考え方です。
5. だから、脂肪を取るだけではなく「再配置」が必要になるのです
ふくらみの下にくぼみがある場合、脂肪を減らすことだけを考えるのではなく、
「余って見えるボリュームを、足りない部分へどう移動させるか」
という視点が重要になります。

裏ハムラでは、突出した眼窩脂肪をくぼみ側へ再配置することで、
ふくらみとくぼみの高低差をなだらかに整えることを目指します。
つまり、
「取る」だけではなく「整える」。
これが、ふくらみと涙溝の両方が目立つケースで、目の下脂肪再配置を考える理由です。
ただし、目の下の状態は一人ひとり異なるため、すべての方に同じ方法が適しているわけではありません。皮膚のたるみや中顔面のボリュームなども含めて診察したうえで、治療方法を選ぶ必要があります。
6. リンク美容外科の「白鳥パッケージ」
リンク美容外科では、目の下のふくらみ・くぼみ・影を総合的に考える治療として、白鳥パッケージをご用意しています。

白鳥パッケージ Essential
目の下脂肪再配置(裏ハムラ)+アイリジュラン
目の下を中心に、ふくらみ・くぼみ・影、さらに目元の皮膚状態まで考える基本構成です。
白鳥パッケージ Complete
目の下脂肪再配置(裏ハムラ)+アイリジュラン+脂肪移植
目の下だけでなく、前頬・中顔面のボリュームまで気になる場合に、より広い範囲を考慮した構成です。

どちらが一律に上位という考え方ではありません。
目の下だけを整える必要があるのか、前頬・中顔面まで一緒にボリュームを考える必要があるのか。
実際の状態を診察しながら選択していきます。
7. 症例で見る、ふくらみとくぼみの変化
ここまで構造についてご説明してきましたが、実際の症例では「脂肪がなくなったか」だけを見るのではなく、ふくらみからくぼみへ続くラインがどう変化したかにも注目してみてください。

術前では、突出した眼窩脂肪とその下のくぼみによって境界が生じ、目の下に影が目立っています。
術後は、ふくらみとくぼみの段差がなだらかになることで、目の下全体がすっきりとした印象へ変化しています。
※術後の経過や仕上がりには個人差があります。
8. なぜリンク美容外科なのか
目の下脂肪再配置では、単に「脂肪が多いから取る」という判断だけでは十分ではありません。
どこがふくらみ、どこがくぼんでいるのか。
涙溝はどの程度目立っているのか。
左右のバランスはどうか。
こうした要素をまとめて確認し、どこへ、どの程度脂肪を再配置するのかを設計することが重要です。

リンク美容外科では、
① ふくらみの状態
眼窩脂肪の突出の程度や範囲を確認。
② 涙溝・くぼみの深さ
くぼみの深さや位置を確認。
③ 目の下全体のバランス
段差や左右差を含めて総合的に確認。
この3点を中心に目の下を診察し、一人ひとりの状態に合わせて治療を設計します。
大切なのは、
「どれだけ取るか」ではなく「どう整えるか」。
診断から設計、施術まで、目の下全体のバランスを考えながら治療を行います。

9. 脂肪を取れば終わり?答えは、目の下の状態によって変わります
クマ取りという言葉だけを見ると、どうしても「脂肪を取る手術」というイメージが先に立ちます。
しかし、目の下に
ふくらみだけでなく、くぼみや涙溝、その境界による影
がある場合には、脂肪を減らすことだけではなく、目の下全体をどう整えるかという視点が重要です。
突出した脂肪をくぼみ側へ再配置する裏ハムラは、こうしたふくらみとくぼみの両方を考えるための選択肢のひとつです。
そして、実際に裏ハムラが適しているかどうかは、目の下の状態によって異なります。

「自分のクマは脱脂だけでいい?」
「裏ハムラが必要なの?」
「目の下だけでなく、頬のくぼみも気になる」
そんな方は、ご自身だけで術式を決める必要はありません。
目の下の状態を確認したうえで、一人ひとりに合った方法をご案内します。
LINEよりお気軽にご相談ください。