CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)

盛り上がりのある皮膚病変を精密に除去し、細かな部位まで丁寧に整えるレーザー治療。

概要

必要な部分だけを的確に蒸散

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、皮膚組織内の水分に吸収される赤外線を照射する治療です。皮膚は70%以上が水分で構成されているため、対象となる病変だけを加熱・蒸散し、周囲組織への影響を抑えやすい特性があります。

小さくコントロールしやすいスポット径により、ほくろ(母斑)、スキンタッグ(首いぼ)、いぼ(疣贅)、汗管腫、稗粒腫などの隆起性病変を層ごとに少しずつ除去できます。周辺皮膚へのダメージを抑えながら、必要な部分を的確に処置できる点が特徴です。

CO2 LASER 表皮 真皮(水分70%以上) 皮下組織 水分に吸収 病変を蒸散 水分を多く含む病変組織のみに集束照射。 周囲の皮膚は層ごとに温存されます。
施術の概要

施術時間

治療する病変の数・大きさ・深さにより異なり、約5〜30分です。

麻酔

表面麻酔クリームを使用します。当院では注射による局所麻酔は原則として使用しません。

ダウンタイム

治療部位には薄いかさぶた、またはピンク色の治癒反応が約5〜10日みられ、その後徐々に落ち着きます。通常、数日後からはメイクでカバーしやすくなります。

効果の目安

多くの病変は1回の施術で除去可能です。新しい皮膚がなじみ、色味や質感が落ち着くまでは1〜3か月ほどかかることがあります。

対応する病変
CO2レーザーに適した病変
ほくろ(母斑)

ほくろ(母斑)

顔や体にみられる色素性または隆起性のほくろに対応します。平坦で良性と判断されるほくろは、周囲の皮膚の高さに合わせるように層ごとに丁寧に除去します。

スキンタッグ(首いぼ)

スキンタッグ(首いぼ)

首、わき、目元周囲などにできる小さく柔らかい隆起です。基部から短時間で整えるように除去します。

いぼ(疣贅)

いぼ(疣贅)/ウイルス性いぼ

手、足、顔などにみられるウイルス性の皮膚病変です。CO2レーザーで病変部を蒸散し、ウイルスの残存が疑われる場合には追加治療を検討します。

汗管腫

汗管腫

主に下まぶたや頬にみられる、小さく柔らかい肌色の隆起です。汗管由来の良性病変で、細かな凹凸を整える目的で治療を行います。

稗粒腫・脂腺増殖症

稗粒腫・脂腺増殖症

小さな白い嚢腫である稗粒腫や、皮脂腺が大きくなった脂腺増殖症に対応します。CO2レーザーで開口部を作り、内容物や病変組織を精密に処置します。

脂漏性角化症・老人性色素斑

脂漏性角化症・老人性色素斑

加齢に伴って生じる茶色い隆起性病変です。病変の深さを見極めながら蒸散し、基底部への過度なダメージを避けるよう調整します。

施術の流れ
治療のステップ
STEP 01

診察・評価

ソン・ハミン院長またはチョン・ミンス院長(美容外科専門医)が各病変を診察し、適切な深さと出力を判断します。また、蒸散処置ではなく生検や切除が優先されるべき病変がないかも確認します。

STEP 02

麻酔

表面麻酔クリームを塗布してから施術を行います。深い病変や複数病変の場合は、少量の局所麻酔注射を追加することがあります。

STEP 03

層状アブレーション

集束したCO2レーザーを用いて、計画した深さまで病変を層ごとに蒸散します。隣接する皮膚への影響を抑えながら処置を進めます。

STEP 04

治癒・アフターケア

治療後は小さなかさぶたが形成され、5〜10日ほどで徐々に自然に脱落します。皮膚が落ち着くまでは、紫外線対策と保湿管理が重要です。

こんな方におすすめ
CO2レーザーが向いている方

良性の隆起性病変がある方

明らかに良性と考えられるほくろ(母斑)、スキンタッグ(首いぼ)、いぼ(疣贅)、稗粒腫などを、切開ではなくピンポイントで整えたい方に適しています。

目元周囲の汗管腫が気になる方

下まぶたや頬に小さな隆起が集まっており、肌表面をよりフラットに整えたい方に向いています。

加齢に伴う隆起性のしみ・角化病変がある方

脂漏性角化症や老人性色素斑のように、皮膚表面より盛り上がった病変があり、慎重な蒸散処置が適している方に適応があります。

広範囲の肌再生よりも精密な局所治療を希望する方

顔全体のアブレーティブ治療ではなく、必要な病変だけを周囲への影響を抑えながら除去したい方に適した選択肢です。

FAQ
よくあるご質問
CO2レーザーとは何ですか?どのような病変に対応できますか?

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、皮膚組織内の水分に吸収される赤外線を照射するレーザーです。病変組織にも水分が含まれているため、対象部位を加熱・蒸散しながら精密に除去できます。主な適応は、ほくろ(母斑)、スキンタッグ(首いぼ)、ウイルス性いぼ、汗管腫、稗粒腫、脂腺増殖症、脂漏性角化症、老人性色素斑などです。病変ごとに適切な深さを見極め、周囲皮膚への影響を抑えながら層ごとに処置を行います。

痛みはありますか?

表面麻酔クリームを使用して施術を行います。小さな病変であれば多くの場合十分にコントロール可能で、照射中に一瞬の熱感や軽く弾かれるような感覚を覚えることがありますが、施術時間は短く、比較的受けやすい治療です。施術後の軽いヒリつきや違和感は数時間で落ち着くことが一般的です。

1回でいくつくらい治療できますか?施術時間はどのくらいですか?

施術時間は病変の数、大きさ、部位によって異なります。1病変あたりの実際のレーザー照射時間はおよそ1〜2分で、麻酔や施術後の説明を含めると全体で5〜30分程度が目安です。小さな病変が複数ある場合は、皮膚への負担を考慮しながら1回の来院でまとめて治療できることもあります。一方で、数が多い場合には治癒経過を管理しやすくするため、複数回に分けてご案内することがあります。

1回で終わりますか?

多くの良性隆起性病変、たとえばほくろ(母斑)、スキンタッグ(首いぼ)、稗粒腫などは1回の施術で除去可能です。ただし、深さのある色素性ほくろ、治りにくいウイルス性いぼ、あるいは汗管腫のように複数集まっている病変では、初回治癒後に4〜8週間あけて追加施術が必要になることがあります。

取った病変が再発することはありますか?

完全に除去された良性病変は、通常同じ病変として再び現れることは多くありません。ただし、ウイルス性いぼは原因となるウイルスの影響で再発することがあります。また、時間の経過とともに新しいほくろや角化病変が生じることがありますが、それは治療した病変の再増殖ではなく、新たにできた病変と考えられます。

CO2レーザーと外科的切除の違いは何ですか?

CO2レーザーは病変を切開せずに蒸散させる治療のため、縫合を必要とせず、治癒は表皮再生によって5〜10日ほどで進みます。一方、外科的切除はメスで病変を切り取り、縫合が必要です。病変が大きい場合、非常に深い場合、あるいは生検のために組織採取が必要な場合は、外科的切除が適することがあります。どちらの方法が望ましいかは、病変の大きさ、深さ、形状、注意すべき所見の有無を踏まえて担当医が判断します。

顔と体では治療方法に違いがありますか?

はい、違いがあります。顔の皮膚は比較的薄く治りも早い一方で、見た目への影響が出やすいため、色調変化や質感変化を抑えるよう慎重に設定を調整します。体の皮膚、特に膝下などは治癒が遅れやすく、回復中に色素沈着が起こりやすい傾向があります。そのため、体の施術後は紫外線対策や瘢痕ケアをより丁寧に行うことが重要です。

どのくらいで治りますか?

治療部位には薄いかさぶたが形成され、顔では通常5〜10日ほどで自然に脱落します。体ではこれより長くかかることもあります。その後もしばらくは軽い赤みやピンク色が残ることがありますが、皮膚が落ち着くにつれて徐々に目立ちにくくなります。最終的に色味がなじむまでの目安は一般的に1〜3か月です。

傷跡や色素沈着は残りますか?

CO2レーザーは目立つ傷跡を残しにくい治療を目的としていますが、結果は病変の深さ、肌質、施術後のケアによって左右されます。治癒の過程で一時的な炎症後色素沈着(PIH)による色の濃化や、反対に色が薄く見える低色素化が生じることがあります。多くは数か月かけて改善していきますが、紫外線対策やアフターケアの指示をしっかり守ることが、こうしたリスクを下げるうえで重要です。

肌色が濃い場合でも安全ですか?

施術は可能ですが、肌色が濃い方ほど炎症後色素沈着が起こりやすい傾向があります。そのため、深さや出力はより慎重に設定し、回復期間中は日焼け止めの使用や必要に応じた色素ケアが重要になります。色調がなじむまでの期間についても、事前に現実的な見通しをご説明します。

すべてのほくろや病変をそのまま取れますか?先に生検が必要なことはありますか?

いいえ、すべての病変がそのままレーザー適応になるわけではありません。境界が不整なもの、色むらがあるもの、最近変化したもの、かゆみや出血を伴うものなど、皮膚がんの可能性を否定できない所見がある場合は、蒸散ではなく外科的切除による生検が優先されます。施術前に担当医が各病変を丁寧に診察し、必要に応じて生検をご案内します。

必要なら2回目はいつ受けられますか?

残存病変や再発が疑われる場合、2回目の施術は通常、初回から少なくとも4〜8週間以上あけて行います。これは皮膚の表皮再生が十分に進み、色調変化もある程度落ち着くのを待つためです。経過診察で回復状況を確認したうえで、適切な時期を個別にご案内します。

施術後はどのようなケアが必要ですか?

処方された軟膏を塗って治療部位を乾燥させないよう保ち、かさぶたは無理に剥がさないでください。紫外線対策として、高SPFの日焼け止めを少なくとも3か月は継続することが勧められます。また、サウナ、プール、激しい運動はおよそ1週間控えてください。メイクは通常、かさぶたの状態が安定してくる数日後から可能です。

韓国滞在はどのように計画すればよいですか?帰国後のフォローはありますか?

施術自体は日帰りで可能です。一般的には、カウンセリング・施術・必要に応じた初期チェックを含めて2〜3日程度の滞在で計画しやすい治療です。帰国時点でかさぶたが残っていても通常の経過であり、その後の治癒はご自宅で継続します。帰国後はLINEを通じた遠隔フォローが可能で、写真を担当医が確認し、必要に応じてケア方法や現地での受診目安をご案内します。

カウンセリングはどのように始めればよいですか?

LINEで各病変の写真をお送りください。自然光の下で撮影した近接写真と、少し離れた全体写真の両方があると判断しやすくなります。通常24時間以内を目安に、担当医確認を含む治療方針と次のステップをご案内します。最終的な施術計画は、ソウルでの対面診察時に確定します。

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